入社したら、見知らぬ装置があって、教えてもらえなくて、もんもんとしていた・・・
●入社して右も左もわからないシステムエンジニアのあなたへ
入社したあなたは、新しい職場で、今まで経験したことのない環境で、どうすればいいかわからず、ただただ、先輩や上司に仕事を教えてもらうしかないはずです。
でも、教えてもらいたいように教えてもらえないのが普通でしょう。
そんなあなたがいろいろな悩みに負けないように、システムエンジニアとして三十年以上携わってきたあなたをサポートします
●今回の悩みは・・・知らされないまま、もんもん
私は、入社当初、配属された電算室・・・という名前そのまんまの部署に配属されました。ちょうどその時、メインコンピュータシステムの置換のために、上司は開発室(電算室とは別の階にあって、結構離れている)にこもっていて、新入社員に教える余裕なんてちっともありません。
で、電算室にある、いろいろなコンピュータや装置、私はそんなものが大好きだったので、目をキラキラさせながら見回っていましたが、電算室にいる先輩方は・・・操作方法しかわからない・・・
●もんもん・・・・これは精神的苦痛
もうね、知りたいけど、教えてもらえない・・・
聞くのははばかられる。上の階にいる上司に聞くだけの勇気がない。
(あまり、話したこともなかったからですね。 たまに怒られる(笑)程度)
満たされない欲求ほどストレスがたまるものはないでしょうね。
いわゆる悶悶(もんもん)とした状態です。
この状態が続けば精神疾患を患うかもしれません。
●解決しにくいようで、あなたなら解決できる
さて、このような悩みは、考え方ひとつで解決できます。
あなたなら、それがきっとできるはず!
だって、システムエンジニアを目指しているのだから、物の理(ことわり)には通じているはずですからね。
●どのように解決すればいい?
もう、教えてもらうしかないですね。
ただ、当時では現代のようにGoogle先生がいなかったので、上司以外に頼ることはできませんでした。
しかし、今ではネットで調べ放題!
ただね、技術的な問題は、調べてもなかなか理解できないことが多いので・・・時間はかかりますが・・・
●入念に進めていけばいいが、まず即対応するには?
これも簡単です。
上司に聞けばいいのです。
ただ、忙しい上司の隙間時間を狙わなくてはなりません。
上司も一日24時間休みなく開発しているわけではありません
きっと、ふっと息を抜く時間があるはずです。
その隙間時間のほんの一部(全部ではありません)を質問タイムにしちゃうのです。
怖がってはなりません。
『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』っていうではありませんか。
ただし、質問は簡潔明瞭、短時間でこたえられるようにしなければなりませんよ。
そのためにできる限りネットで調べてください。
●これをしなければあなたの未来はどうなる?
ずーーーーっとわからないまま。
先輩や上司からは、人から教えられなければ自分から何もしない、待機のみのロボット社員・・・というレッテルを貼られ、ますます教えてもらえない・・・取り残される・・・教えてもらえない・・・どんどん取り残される・・・
と負のスパイラルに乗っかって、遠くない未来、あなたに行き場は無くなっているでしょう。
・能動的に調べればどうなるか?
あなたの未来はバラ色でしょう。
無くてはならない人材と評価されているでしょう。
上司にとってあなたは、独り立ちができている優秀な人材と映るからです。
質問もよく整理されていて、教えられたことは吸収し、それを繰り返しているうちに他の社員を追い抜いていくでしょう。
・その上に
良く考えることをすれば、もっともっと仕事がやりやすくなり、他部署の評価もよくなり、近い将来、昇進・昇給が約束されたようなものです。
あなたは、どちらを選びますか?