上司が新しい会社のシステムについて何も教えてくれない・・・という悩みについて

上司が新しい会社のシステムについて何も教えてくれない。



悩み多き新人システムエンジニアのあなたへ

 

私も新人の時がありました。

あなたと同じように多くの悩みを抱えてきました。

その時に、助けになるのは自分だけでした。

なぜなら、今日のようなインターネットは無く、書店に言っても悩みを解決してくれるような本は見つけることが困難でした。

しかし、今ではこのように誰もがあなたのために助言を与えてくれるでしょう。

かくいう、私も、あなた方が幸せなシステムエンジニアライフを送れるように少しばかり助けてあげられたらと思います。

 

悩みの一つに

『上司や先輩が、今、構築している新しい会社のシステムについて何も教えてくれない』事があるかもしれません。あなたは、いま進められている新しいシステムの構築に少しでも関わりたいと思っていることでしょう。

 

私が入社した時もそうでした

私が入社した時、ちょうど会社のメインコンピュータを三菱製からIBM製にグレードアップしようとしていました。このためにIBM製のコンピュータで動くシステムを構築する真っ最中でした。

 

と、いうよりか、プログラマーを探している当時の社長が、社内の社員やアルバイトにそんな人材がいないか探しているときに、営業集配のアルバイトをしている私がプログラミングできると社長に伝わったらしいのです。まさに白羽の矢があたったかのようでした。

 

入社して、さぁ私もシステム構築メンバーの一人・・・・と思いきや、何のことはない・・・

事務作業やルーチンワークばかり・・・

 

あれっ? 僕はなんでこんなことをするためにこの会社に入ったんだろう(ノД`)・゜・。って悩みました。

 

話では、新しいメインコンピューターを導入し、新しいシステムを開発するのに、人手がいるからって言われて入社したのに・・・・

 

さて、どうしたものか

しかし、その時の上司や先輩の立場を考えると、部下や後輩に教育をする時間なんて殆どないですよね。

私も新しいシステムを開発しているときは、同じような感じでした。

システム開発の最終段階になると、やはりいろいろ不具合とか発見して、それを修正してテスト・・・の繰り返しです。

期日が近づいてくるプレッシャーに襲われる毎日。

そんな中で部下に対して満足に教育してあげる余裕は全くありませんでした。

 

そこで、私は、

 

『ひな』であることを止めました

ひなは、親鳥が餌を運んできてくれるのをひたすら待ちます。

おなじように、上司や先輩が学校の先生のように教えてくれる・・・という甘い考え・・・ちょうど『ひな』のようにただ待っているだけ・・・ということを止めました。

 

忙しいときは、誰でも仕事に優先順位をつけてこなしていくものです。

上司や先輩とて同じです。

上司や先輩にとって最優先事項は、期日までに新しいシステムを稼働させること。

それには、部下や後輩の教育は多少犠牲にしなければなりません。

(殆ど犠牲でしたが(笑))

 

そんな彼らから教えを乞うには、彼らの大切な時間を限りなく尊重し、教えてもらう時間は一日のうちでも10分程度に抑えました。

 

つまり、自分で勉強するんです。

確かに、最初は戸惑いもあるでしょう。遅々として進まないこともあるでしょう。

しかし、勉強して分からないところをまとめて、その10分間で教えてもらい、徹底的に理解し、次の日の勉強へとつなげていくのです。

 

そうすると優しい

いつもは忙しくて教えてほしそうにしていたら『なんや?』ってその対応だけで身が縮んでしまいがちだったのが、質問エキスタイムを設けたおかげで、上司や先輩がすごく優しく教えてくれるんです。

やっぱり、こちらが上司や先輩の時間の事を大切に思って、できるだけ時間を取らせないようにしていることが伝わったんでしょうね。そうすると、こちらが大丈夫かなってぐらい時間を取って教えてくれるようになりました。

 

思いやり

どんな時にも思いやりをもって接すれば、つまり相手の立場と気持ちを考えて行動すれば、おのずと良い結果が得られることになりますね。

 

プラス効果

こんな勉強をしてきたせいか、結構、その時に勉強したことを覚えているんですよね。全然忘れないです。

逆に一週間前に覚えた英単語なんて雲霧消散してしまっています(笑)

自分で覚えよう考えようとして、分からなければ必死で調べて、それでも分からなければ、何がどのように分からないか整理して教えを乞う。

こうすると、効率よく脳の中に蓄えられていくんですよね。

 

悩んでいるあなた

是非、試してみてくださいな!

 

もし、うまくできないとか、思ったように対応してくれなくて、行き詰ったりしたら、相談にのりますよ(^_-)-☆