先輩社員からいじめられている・・・あなたへ
悩み多き新人システムエンジニアのあなたへ
私も新人の時がありました。
あなたと同じように多くの悩みを抱えてきました。
その時に、助けになるのは自分だけでした。
なぜなら、今日のようなインターネットは無く、書店に言っても悩みを解決してくれるような本は見つけることが困難でした。
しかし、今ではこのように誰もがあなたのために助言を与えてくれるでしょう。
かくいう、私も、あなた方が幸せなシステムエンジニアライフを送れるように少しばかり助けてあげられたらと思います。
悩みの一つに
入社すると、環境が変わりますよね。
新しい人間関係が生まれます。
新入社員なので、周りの皆さん全てが、『先輩』もしくは『上司』です。
入社直後、良好な人間関係が築けたら、幸いです。
しかし、ここでつまづくと、その後の正社員生活が、なかなか厳しいものになりますね。
私の場合は
私の場合は、後者の方でした。
見かけは良さげな人間関係・・・しかしながら
私はもともと大らかな性格で、あまり深く気にしないタイプでした。
しかし、そんな私が、満足に仕事が出来ない・・・と言うことからストレスを受けたんでしょう。
入社時に62kgあった体重が、半年間で56kgまで痩せました。
今から思えば、すさまじいストレスだったんでしょうね。
このままでは・・・あきまへん!
このままの状態で、いいのか?
ある時、自分に質問しました。
答えは、もちろん、『あかん!』 (『あかん』は関西弁、意味は『ダメだ』)
なんとかせなあかん! (=何とかしなければダメだ)
そうは言ってもどうすればいい?
何が問題なのか? (現状把握)
どうあるべきか? (目標の設定)
これをまず、考えました。
①何が問題なのか? そうです、まず、今の状態がどのようになっているか? なぜそうなっているのかを考えるんです。
②そして、どうあるべきか?を考えましょう。
そうすれば、①の状態から②の状態にするためにはどうすれば良いか自ずと解決方法が見えてきます。
私の場合で言えば、①は『女性先輩社員からいじめられている(ように感じている)』でした。
えっ? いじめられてたんじゃないの? って思われる方がおられるかもしれませんが、事実は、私の感じ方でした。実際に先輩が私をいじめようとしていたって聞いたわけではないので、先輩にそのような気持ちがあったとは確認できていません。
たとえ、そうであっても、私がいじめられていると感じていない場合もあったわけですから、事実を正確にとらえるなら、『女性先輩社員からいじめられている(ように感じている)』です。
次に②は、『この部署を統率していくようにしよう。』でした。
ここでも、えっ?っていう皆さんの声が聞こえてきそうです。
しかし、いじめられていると感じないようにする・・・をゴールにすれば、解決できたとしてもお互いに別の問題が発生しそうです。 そうです。人間関係の悪化です。
もしかして、退職? とかも脳裏をよぎりました。
これは問題解決ではなくて逃避にしかなりません。
そうは言ってもどうすればいい? ②
では、どうすれば部署を統率できるのでしょうか?
それはもう、先輩社員よりシステム部門要員として多くの知識と経験を積めば良いんです。
これって難しそうで案外簡単です。
知識は今では簡単に得られます。調べようとする、覚えようとする気力があればオッケーです。
そして経験は、他部署の人と良く話をすることです。もちろん先輩社員ともです。
私は、システムと言うものは人間が使う便利な道具である・・・って思っています。
当時からそうでした。
なので、システム要員としては、コンピュータを使って現場のいろいろな業務を簡素化し手間を省きつつ、正確に迅速に処理していける環境を提供することだと思っていましたから、他部署の現場で何が困っているか、どうすれば良いかを考えながら話を積み上げていきました。
そうすると、そうして来なかった先輩社員より経験を積むのはすぐでした。半年もかからなかったでしょう。
その後は・・・
他の部署の方々は、何か困ったときはまず私に相談に来られるようになりました。
また、先輩方も何かと私を頼ってくるようになりました。
そして、先輩方を差し置いて2年後には、役職が付きました。これで目標達成です。
それで終わりではありませんよ(^_-)
目標が達成出来たら、次なる目標を立てましょう。
どんな目標かって?
それは、もう一度現状把握を行い
1.現状把握
2.目標設定
3.問題点の抽出
4.対策案の立案
5.対策案の選定
6.対策案の実行
7.効果の確認
8.歯止め(対策を継続的に実行するための仕組み)
の通りに行えばいいんですよ。
ちなみに、これはQC管理手法です。
では、いろいろな悩みに立ち向かって解決して、将来、どんな自分になっているか思い描きながらシステムエンジニア人生を楽しんでくださいね♥