先輩がルーチンワークをシステマチックに教えてくれない
悩み多き新人システムエンジニアのあなたへ
私も新人の時がありました。
あなたと同じように多くの悩みを抱えてきました。
助けとなるのは我が身のみ・・・
その時に、助けになるのは自分だけでした。
なぜなら、今日のようなインターネットは無く、書店に言っても悩みを解決してくれるような本は見つけることが困難でした。
今、あなたに教えてくれるのは・・・
しかし、今ではこのように誰もがあなたのために助言を与えてくれるでしょう。
かくいう、私も、あなた方が幸せなシステムエンジニアライフを送れるように、少しばかりでも助けてあげられたらと思います。
悩みの一つに
今も昔も、新入社員に対する教育はたいてい先輩社員でしょう。
私も長い間、新入が自部署に配属されて、仕事を覚えて、一人前になり・・・を見てきました。
私も入社した時は新人でした笑
当然のことながら、入社したての時は何をしていいかまーったく分かりません。
初日から、出社して、勤務開始時刻からしばらくの間、ぼーっと待つ・・・事がつづきました。
まるで、窓際族のように!
私の仕事とは?
数日経って、やっと、先輩社員から『どう? 見てて分かった?』
へっ? 『見てるだけで分かるようなしごとなん?』って心の中で思いながら、『いえ、あまり分からないです』と、答えました。
すると、先輩社員は、『大きく分けて、1.これこれ、 2.かくかく 3.しかじか』と簡単に説明をしてくれました。
本当に簡単でした。簡単なのは仕事ではなくて、説明が!でした。
私は、仕事とは、いくつかの作業工程に分かれていて、その一つ一つの工程には
- なぜそうするのか?
という理由があり、
- そのためにこのような流れで実行する
って過程が有って、
- ただ、注意すべき点は!
という気を付けなければならない事項が付属してくるものだ!
と思っていました。
しかし、先輩社員が教えてくれたのは、どのように実行するか・・・だけでした。
仕事?を初めて
さて、仕事を始めたのは良いのですが、その仕事というのが、来る日も来る日も帳票発行指示メモを他部署の方から受け取り、当時一台しかない出力指示端末にひたすら入力するばかりでした。
えっ? なにこれ? こんな単純なことだけしていればいいの?
心の中の声は、『こんな単純なことばかりしていたら頭が腐ってしまうよー』
もしかしたら
そこで、高慢な考えが頭の中に沸いて来ました。
恐らく・・・先輩方は、私が入社すると聞かされていて戦々恐々としていたのでは無いでしょうか?
と、言うのは、当時の社長が、アルバイトをしていた私を、コンピュータープログラミングができるということで、入社させてくれました。 もしかしたら、先輩方はこのことを知っていたのではないでしょうか。
ただ、プログラミングは出来ても、私はそれまで、正社員として働いたことがない学生アルバイトの身分でした。正社員としての仕事内容なんて知るはずもありません。
それまで、正社員として仕事をする・・・と言うことについて夢を描いていました。
でも、それは入社と共に打ち砕かれました。
どうすればいい?仕事のやりがいとは?
私は、悩みまくりました。
そのおかげで、62キロあった体重が半年で、56キロまで落ちました。
実に約1割です。
相当なストレスだったんでしょう。
このままでは、体重が無くなってしまう・・・んではなくて、仕事をする意味が無くなってしまう。
仕事は何のためにするのか? もちろん、給料をもらうためです。
しかし、人は給料だけのために仕事をするのではありません。
どうしたら良いんだろう?
と、またまた悩み始めました。
ここは職人の巣?
この職場は、職人さんばかりなんだ!
大工職人の方は、先輩から技術を盗めって言われるらしい・・・
この職場も、先輩は教えることなく、後輩が見よう見まねで覚えていくものだ!
と思ってはるんだー!
って結論に達しました笑
実は!
そんな事はありませんよね(*´▽`*)
先輩方は教え方を知らなかっただけです。
そもそも、その当時は、1階にルーチンワーク部屋があり、2階に開発の部屋がありました。
私は1階にいたので、そもそもルーチンワークしか無かったのです。
また、教育のための資料なども無かったので、先輩たちはまず自分たちが教育カリキュラムを作らなければならなかったのです。
あなた方にも幸あらんことを!
なーんだ!
蓋を開けてみたら・・・
あなたがどんな会社のシステム部署に配属されたかは聞いていないので分かりません。
ただ、悪い人は世の中にはあまり居ません(100% では無いので悪しからず・・)
先輩が教えてくれない・・・のには必ず訳があります。
そのわけを知ったら、なーんだ!って事になるでしょう。
すると、なーんだ!って思えるまでの間は無駄に時間を過ごすことになります。
私も、あの時、自分から飛び込んで行けば良かったって思いました。
あたって、砕けろ! です。
多分、砕けません(#^.^#)
Challenge All Thing for yourself!