先輩や上司が会社のシステムについて十分に教えてくれない場合は?
システムエンジニアを目指すあなたへ
あなたのシステムエンジニアライフが少しでも幸せだと感じられるように、あなたが生まれる前からシステムエンジニアだった私の経験をお話ししたいと思います。
↑ 本当はもっと若いですよ!
私も新人の頃がありました
私も新人の時がありました。
今のあなたと同じように多くの悩みを抱えてきました。
その時に、助けになるのは自分だけでした。
なぜなら、今日のようなインターネットは無く、書店に言っても悩みを解決してくれるような本は見つけることが困難でした。
しかし、今ではこのように誰もがあなたのために助言を与えてくれるでしょう。
かくいう、私も、あなたが幸せなシステムエンジニアライフを送れるように少しでも助けになることをお伝えできれば嬉しいです。
入社した時から
さて、新しく会社に入社されたあなた、それともこれから入社しようと就活にいそしんでいるあなた
入社前から、期待に胸を膨らませて、この会社に入ったら私は・・・と素晴らしい自分を思い描いていることだと思います。
現実はそんなに甘くない
ところが、入社直後に待ち受けていたものは、私を部屋の隅に立たせて、先輩たちの仕事を見ておいてね!
という、優しそうだけど残酷な仕打ち・・・
なぜ教えてもらえない?
会社の規模にもよるでしょうが、私の入社した会社は、当時従業員数が300人程度の中小企業の大きい方(?)でした。
そして、私の配属された部署は、『電算室』(いかにもそれらしい名前(笑))ではありましたが、単純な事務作業がメインでした。
そして、その部署で私は3番目の正社員でした。つまり、三人しかいないのです。
このぐらいの規模では、教育カリキュラムなどありませんね。
あなたを必要としていないわけではない
しかし、それで悲観してしまうか、楽観して頑張るかはあなたの考え方次第です。
あなたを入社させた会社は何も道楽で雇ったわけではありません。必要だから雇ってもらったのです。
教えてくれない理由
では、なぜ?と疑問が沸き起こるでしょう。
私もそうでした。
教えてくれない・・・
のではありませんでした。
教える技術が先輩たちは持っていなかったです。
恐らく、先輩たちも簡単に教えてもらって、あとは見よう見真似なのでしょう。
あなたはどうすればいいのか
あなたに必要な情報は何でしょうか❔
教えてもらえなければ、自分から取りにいくしかありません。
情報源はそこら中に転がっています。それを見逃してはもったいない。
あなたは入社するとき、入社する会社の情報をネットなどで入念に調査したでしょう。
今度は、会社の内部から入念に調査しましょう。
会社がどのように顧客を獲得し、取引し、収益を上げているか?
そして、そのためにどんな部署があって、そのそれぞれの部署にはどんな役割があり、どのようなことをしているか。
それらを調べてみましょう。
その次は、部署と部署の間のつながりを調べましょう。
最後に、各部署のキーパーソン(責任者か、もしくはその部署について詳しい人)を見つけてよく話しましょう。
話す内容は・・・
『あのー、教えてくださ~い』から始まって、聞きたいことを手短に!
自分の時間はともかく相手にも時間を割いてもらうのだから、短い時間で最大限の情報を得ましょう。
幸せなシステムエンジニアライフを
このことを繰り返していると、会社の中で一番の情報通になる日も早く訪れるでしょう。
そして、相手が困っていることを聞き出せたら、宝物ゲットです。
システムを使って、相手の困りごとを解決してあげましょう。
それすれば、頼られるシステムエンジニアになること間違いなしです。