訳の分からない約束事・・・されど忘れると怒られる
新人システムエンジニアのあなたへ救いの手を
こんにちわ!
このブログでは、システムエンジニアの道を歩みだしたあなたがいろいろな困難にぶつかり悩んでいる・・・それを、30年以上もシステムエンジニアを続けてきた私が、解決する方法を伝授しましょう
さて、今回の悩みは・・・
ある作業を任されたんですが、そこで訳の分からない約束事があって、その約束事の意味が分からず、たまに忘れたりしました。
すると、この忘れたことで、必要なことが行えておらず、上司や現場の人からどやしつけられる・・・ことがありました
意味を理解していることは忘れない
ある工程があって、その工程の意味(意義)をきちんと理解していると、人は割とキチンと、つまりミスなく行えます。
意味が理解できてないと、することをロボット的に作業する
逆に、その工程がなぜしなければならないのか?何のためにしなければならないのか?どのように気を付けたらよいのか?などが理解できていないと、工程の型だけ覚えてそれを繰り返し処理するだけになってしまいます。
人は、このような状態では次第に集中力が欠如し、ミスが起こりやすくなります。
私の場合
各現場から帳票出力指示書が提出され、それをできるだけ早くホストコンピューターに指示し、帳票をプリンターから出力します。この出力を、指示者が受け取りに来るまでにしておかなければなりません。
まだ、覚えていますが(およそ34年前の事なんですが)、
①コンソール(コンピューターに指示できる唯一の端末)で[Interrupt]キーを押す。
②指示書に従って、KDL△yymmdd,ssss,eeee,nnn,nnn,nnn,nnn・・・・・・・・・nnn,nnn と、KDL△(△はスペースを表す)に続き、日付6桁と開始番号4桁、終了番号4桁、そして最大20個までの3桁の帳票番号をキー入力します。
③[Enter]キーを押します。
この繰り返しです。
ここで、たまにやるのが[Interrupt]キーの押し忘れです。
これを押さないと、②の入力をして③の[Enter]を押してもコンピューターは働いてくれません。
指示書が1枚だけなら、『あれっ!出ないなぁ!』ってすぐに気づきますが、指示書が1枚だけなんてことはなく、多いときは20枚ぐらい来ます。
すると、この中の1枚だけ入力ミスにより、帳票が出力されていないと、指示者が受け取りに来ても帳票がなく、その指示者は鬼になります(ノД`)・゜・。
そして、しこたま怒られて凹んでしまいます。
工程の一つ一つに意味がある
会社にはいろいろな工程があって、その工程の一つ一つに、意義があります。
それを知る・・・というより理解することで、その工程の重要性が認識でき、ミスをすると大変なことになる・・・という自然的注意力増大がミスの発生を極端に下げてくれます。
ミスがなくなると
怒られなくなります(当たり前)
喜ばれます
効率が上がります
問題点が明瞭にわかるようになってきます
そして、工程の改善が行えます
この後半の3行はシステムエンジニアには無くてはならないものです。
意義を理解しないと・・・
全く反対ですね。
怒られまくるでしょう
喜ばれず、疎んじられるでしょう
効率が悪くなるでしょう
問題点がさっぱりわからないでしょう
改善できず、ずっと効率が悪いままでしょう
こうなるとシステムエンジニアのあなたの評価は最悪になり、ボーナスも出るか出ないか・・・そして肩たたき(いわゆる退職勧告)がされちゃうかも知れません
どうやって工程の意義を理解するか
・まず考える
・そして、考えたうえで先輩や上司に自分の考えであっているか相談する
考えないで聞いた知識は身に付きません
・工程の意義に反した運用をした場合の影響を考える。
こうすることで、その工程があなたの身となり肉となります。
すると、システムエンジニアとしての本領が発揮できるようになります。
あなたにバラ色のシステムエンジニアライフを送ってほしい
現場の人に喜ばれるシステムエンジニア
やりがいありますよねー
人は必要としてくれる人がいてこそ存在価値があると思います。
ぜひ、各部署各現場の人が喜ぶようなシステム開発・改善を目指してください