先輩女性社員に『パシリ扱いされる』と言う悩みについて

1. システムエンジニアを目指している方へ

こんにちわー!
30年以上システムエンジニアをしているよしおちんです。
私も30年以上前は新人でした。

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あたりまえー


新人の時には、いろいろ悩みを抱えていました。
その一つ一つ、今新人のあなたも同じ悩みを持っているのではと、助言をしてあげられたらと、このブログを書いています。

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あなたを助けたい

2. なぜパシリ扱いされるのか

入社当初、周りは先輩や上司ばかりでした。
当時のシステム部門に配属されたのは私一人だったので、システム部門に同期はいませんでした。

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一人でも頑張らねば

入社する前は、同じ会社で営業のバイトとして働いていました。
丁度、会社のメインのコンピューターを入れ替える時期で、プログラミングができる人間が欲しいとの事で、社長直々にお声がかかりました。

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配属された部屋では唯一のプログラマー

配属されたのは、システム部門でも事務作業メインの部署だったので、先輩方はプログラミングができません。
その為か。入社当初から社長の声がかりで入社した僕に対して先輩方の扱いが厳しかったような。もしかしたら、やっかみもあったのでしょう。

 

夏になって、部署の全員で海へ遊びに行きました。

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その海岸で、先輩が僕にゴムボートの空気を入れてほしいだの、ジュースを買ってきてほしいだの、帰りには空気を抜いてほしい・・・と。
特に空気を抜くのは骨が折れる仕事でした。

 

まあ、下っ端だから頼みやすかったんでしょうね。

 

でも、その先輩が上司に『ゴムボートの空気抜きを〇〇(私の名前)にさせたよ』って嬉しそうに言っているのが、耳に入ってきました。

決して聞き耳を立てていたわけではありません。

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私はパシリ(笑)

この時に私は確信しました。

私はパシリだったんだと(笑)

3. どうすればパシリ扱いされないようになるか

でも、パシリに甘んじる気はありません。 システムエンジニアとして入社したのであって、ゴムボートの空気を出し入れするためではあまりせん。

 

私にもプライドがあります。

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システムエンジニアとしてのプライド

プログラミングができるんです。
なぜ入力作業しかしていないプログラミングもできない先輩たちに偉そうな顔をされなければならないんでしょうか?

 

と、傲慢さが芽生えてきました。

 

どうしたらパシリにされないようになるだろうか?
感情的に怒鳴ったり怒ったりしたら逆効果であることは明白です。
先輩方は女性だったからです。

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どうしよう?

はてさて、どうしたものか?

 

考えました。

パシリとして使うのは、先輩方が自分が私より上だと言うことを誇示するためではないか・・・と、 そして、逆に考えると私がプログラミングができることを鼻にかけて先輩方を蔑ろにしてきたのではないかと。

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すぐに態度を改めました。
先輩を先輩として立て、業務のすべてを教えてもらうのを待つのではなく、自分から教えてもらいに行くようにしたのです。

 

すると、先輩たちの態度に変化が表れました。

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愛は伝わる

やっぱり、私の態度が・・・先輩を先輩として立てていなかったのが諸悪の根源だとわかりました。

 

4. パシリの身分を脱したら?

何となく、先輩と生意気な後輩から、同じ仕事をする同僚という立場になって、パシリ扱いはすっかりなくなりました。

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仲間だー

ただ、そうは言っても、『俺はプログラミングができるんだー』ってのを少しでも出すと元に戻ってしまう気がしたので、きちんと立てるとこは立てることを心がけていました。

 

次の年、つまり入社二年目で、主任に昇格しました。
これで、先輩社員は同時に部下となりました。

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部下が出来た

今度はパシリに使える立場になりました(笑)
しかし、そんなことはしませんでした。

 

5. してはならないこと

自分がされて嫌なことを、他の人に行うと良い結果は生まれません。
最初は自分の自尊心が満たされたりするでしょう。
しかし、すぐに他の人からの嫌悪感や悪口に悩まされるようになるでしょう。

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パワハラ? モラハラ

酷くなると、パワハラとかモラハラとかで訴えられてしまうでしょう。
こうなると、懲戒解雇処分を受けるかもしれません。
懲戒解雇の場合はほとんどの会社で退職金は出ませんね。

 

あなたは、そんなことを望まないですよね。

 

6. あなたがすべきこと

今まで述べたような悩みが解決できたあなたに、もう一つの助言を。
私も恩義ある上司に何度となく言われてきたことですが、『偉くなるほど腰を低くしなければならない』・・・と、言うことです。

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腰を低くして、常に感謝の気持ちを

役職が上に上がれば上がるほど、部下に対して感謝の気持ちを忘れてはならない・・・と言うことです。

 

私たちは、会社に所属している間は、上司の命令に従わなければなりません。

上司は部下に命令できる権利があります。
それを鵜呑みにしてはいけません

 

上司が仕事をするためには、部下の協力が必要なのです。 上司一人でできる仕事なんて一人分にしかなりません。

上司が部下に協力をお願いして、部下が上司の望んでいる以上の仕事をすれば、そのチームの仕事は何倍もの結果を出すでしょう。

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チームワークが大切

そうなったとき、上司は部下に『ありがとう』と言うのです。
上司からありがとうと言われた部下は嬉しくて、また頑張ります。

 

あなたは、一生ヒラでいたいわけじゃありませんよね。

昇進していきたいですよね。
一つの部署、部門、本部を統率していきたいですよね。

 

そうなったときに部下に感謝の気持ちを忘れないでください。

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いつもありがとう! 感謝の気持ちを忘れずに