システム更新の際、新システムに関することを教えてもらえない・・・という悩み
1. 若きシステムエンジニアの方へ
こんにちは!
システムエンジニアになりたてのあなた、いろいろな悩みがおありでしょう。
かく言う私も三十有余年前は新人で、いろいろな悩みを持っていました。
多分、共通の悩みも多いでしょう。
なので、その悩みの一つ一つを一緒に解決していきましょう。
2. 今回の悩みとその解決方法
今回は、『システム更新時にシステムエンジニアとして配属されたのに、システム更新に関することを一切教えてもらえない』と言う悩みを解決しましょう。
3. どうして悩むのか
悩みは往々にして自分の思い通りにならない時に発生しますね(^_-)-☆
今回の悩みは『教えてもらいたいのに教えてもらえない』と言うことです。
教えてもらえない理由が分かり、納得できれば、悩みは解決されたことになりますよね。
では、なぜ教えてもらえないのでしょうか?
先輩や上司は、あなたに教えたくない・・・わけは絶対にありません。
教えたくても教えられないのでしょう。
それは、何故か?
システム更新は、とても繊細な作業で、失敗すると大きな損失が出ます。
そんなときに、あなたに教える余裕があるでしょうか?
この辺に教えてもらえない理由があるでしょう。
では、諦める?
いやいや、教えてもらいに行くのです。
ただし、何も考えずに教えてーって行くのはタブーです。
調べて、考えて、わからないところがあればそれを簡潔にまとめて、教えを請いに行くのです。
すると、先輩や上司は、あなたのその健気な態度にほだされて、自分の貴重な時間をあなたのために割いてくれるようになるでしょう。
このようにして、教えてもらうのです。
4. この方法をとらなければどうなる?
さて、もしこのようにしなければどうなるか?
例えば、何も準備せずに、『先輩、新しいシステムってどんなんですか?』と、漠然と質問した場合、答える方もど答えて良いかわからず、『ごめん、いま忙しいから、教えてあげられないんだ。また時間を作るからその時に・・・』って断られて、そしてその時間がいつになるやら(笑)
こうなると、あなたは一切自分で調べようとせず、考えようとせず、教えてもらうこともできず、その地点にずっと立ち止まっていることになります。
もし、同期が居て、その同期が、うまいこと教えてもらったりしてしまえば、あなたは置いてきぼりになります。
そして、その差はどんどん開き、気が付いたらその同期が上司になっていたりして・・・
5. そんな風にならないでくださいね
システムの更新は、現在のシステムを別のシステムに置き換えること。もしくは現在のシステムを改良することです。
なぜ、そうするか?
当然、現在のシステムが機能不足やパフォーマンス不足、容量不足など、現業にとって好ましくない状態になっているからです。
あなたは、現行システムがどんなものか? そしでとんなところに不具合があるのか? これを調べましょう。
そして、あなたなら、この現行システムの不具合をどのように改良するでしょうか?
考えましょう。
そして、その考えた結果を先輩や上司に確認しに行くのです。
その時の先輩や上司の心の中は、『おぉー! こいつはできる!』という評価で満たされているはずです。
すると、どんどん教えてくれるようになります。先輩や上司も人の子。頑張って覚えようとしているあなたには、彼らは自分の時間を削っても教えてくれるようになります。
これで、あなたの悩みは解決ですね。
Good Luck!